スタジオジブリとLEVEL-5の共同作品【二ノ国:Cross Worlds】
アニメーション作画 「スタジオジブリ」、楽曲 「久石譲」など・・・豪華スタッフが作りだした 【二ノ国】そのシリーズ最新作 『二ノ国:Cross Worlds』
超ハイクォリティのオープンワールドRPG。
どうも!ナンブです!今回は6月10日正式サービス予定の『二ノ国:Cross Worlds』をレビューしたいと思います!
ザックリいうとこんな感じです!
★ジブリの世界で「オープンワールド」が楽しめる
★キャラメイクの自由度が高く、自キャラもジブリの登場人物のようなキャラが作れる
★MMORPG以上の多彩なコンテンツ
ジブリの世界を自由に冒険できるオープンワールドRPG
1:●壮大な世界観を感じることができる完成度の高さ●
アニメーション作画 「スタジオジブリ」に、「千と千尋の神隠し」、「ハウルの動く城」などの名作でサウンドディレクターを務めた、大御所[久石譲]作曲の二ノ国シリーズの楽曲が楽しめると、ビジュアルや演出面はジブリ世界を体験できるといえる布陣ですね。
プレイヤーキャラのジブリのキャラのようなデザインで、カスタマイズできるので、まさにジブリの世界に入れるゲームです。
2:●ニノ国シリーズとは異なるオリジナルストーリー●
主人公は「一ノ国」の仮想現実ゲーム[ソウルダイバーズ]を通じてもう一つの世界「ニノ国」へたどり着いた。そこでは激しい戦闘が行われているという、全く予想していなかった出来事に遭遇し、巻き込まれる形で二ノ国を守るための冒険をすることになる。二ノ国に迫った危機や主人公が現実世界に戻ることができるのか、というストーリーになっています。
なんかトトロみたいな生き物が・・・
3:●多彩なコンテンツ●
滅びた[名もなき王国]を仲間と共に再建する「キングダム」という箱庭要素があります。個人的に面白そうだなと思ったのは、フィールドのあちこちにある独特な[ソーシャルオブジェ]でキングダムに飾りつけをできる機能ですね。
RPGのギルドコンテンツってバトル寄りなものが多いので、バトルで活躍できないプレイヤーでも楽しめるのはよさそうです。
こんな人におすすめ
ジブリや二ノ国の世界観が好きな人
本作の世界観を楽しむことを最大の魅力としたとのことで、「二ノ国」らしいストーリーや感性、世界観をプレーヤーに届けるために、「一度ゲームを作り直すくらいの変更も行なった」というほど、二ノ国の世界観を大事に制作されていることがうかがえます。
本作は「二ノ国II レヴァナントキングダム」の「遥か未来」という設定で、直接的なつながりはないものの、「二ノ国II レヴァナントキングダム」を知っている人なら楽しめる箇所があるのではないでしょうか?
オープンワールドRPGを探している人
ファンタジー系のオープンワールドRPGの大作といえば「原神」が有名ですが、乗り遅れたとか、プレイしたけどあまりハマらなかった、という人は本作を試してみるのは同でしょうか。本作では競争や成長といった要素よりも、「二ノ国の世界観を楽しむ」ことを重視されています。
美しいアニメーションで描かれた世界や、久石譲氏が提供する楽曲で、MMORPGとなった「二ノ国」の物語をプレイできるオープンワールドは、また違った体験をできるのではないかと思います。
競争や対人戦メインのMMORPGに飽きた人
本作で最も特徴的なコンテンツは、「キングダム」。いわゆるギルドに近いシステムで、リーダーの王国をつくっていくコンテンツ。PvPの要素はあるが模様替えをしたり、手に入れたオブジェを置くといったことができる、箱庭をみんなで作っていく機能や、PvEのような協力戦も用意されているので、対人戦しかやることがないMMORPGよりは違った感じで楽しめると思います。
総評
紹介ムービーなどから受ける印象としては非常に期待できる作品なのですが、気になるのは開発がネットマーブルなんですよね。
MMORPGの開発経験としては、韓国の企業は得意なのですが、日本のユーザーが楽しめるゲーム体験をつくれるか?結局側だけ二ノ国で中身って韓国産MMORPGみたいなんじゃない?という疑問が残ります。
理由としては、
「キングダム」で起こるPvP要素に「防衛戦」「侵略戦」で成績優秀な王国は「首都」となり、属するサーバーでイベントが開催されたり、サーバーの運営方針を決定したりと、他のプレーヤーを巻き込んで大きな影響を与えられる。
ストーリーは、設定されたクエストをクリアすることで進行していく。特定の敵を倒したり、誰かを探したりと、<中略>本作はオート操作にも対応している。目的の場所までの移動や敵との戦闘などは、オート操作をオンにすることで自動でやってくれる。
オート操作をオンにしていたら目的の場所まで移動して敵と勝手に戦ってくれるうえ、ストーリーも進んじゃうって、これまんま大陸産のMMORPGのシステムですよね。オープンワールドで自由にキャラを動かすことで楽しめるコンテンツや要素が用意されていればいいのですが?FF15のようなオープンワールドとは名ばかりの一本道RPGにならないかが不安です。
次にとPvP要素やGvG要素があるのは良いとして、トップのギルドがどのくらい他のプレイヤーに影響を与えられるのかにもよりますが、こちらも大陸産のMMORPGにありがちな機能です。
韓国のMMORPGは対人戦を好むユーザーが多く、いち早く育成をするために課金を行います。開発側もそこが有効なマネタイズポイントという認識ができているため、MMORPGは「育成を楽しむ」ではなく「他プレイヤーを打ち負かすのを楽しむ」という発想を軸にMMORPGを開発しています。
最近は韓国のゲーム市場でもPay2Win(課金者が勝つ)要素が嫌われつつあるので、無課金でも勝てるように、無課金用の育成ロードマップも実装されてますが、お金を払わないがゆえの苦行のような作業を繰り返すだけで、シナリオやコンテンツの内容が薄く、日本のユーザーが期待するような育成の道中を楽しむような遊び方はありません。
「二ノ国:Cross Worlds」のゲームサイクルが「大陸のユーザーを満足させるためのシステム」で作られていると、世界観の中でストーリーや箱庭要素をプレイできるが、対人戦に向けた育成部分でしかマネタイズのポイントがないげーむとなり、売り上げにつながらず爆死なんて可能性も出てきますので、「日本のMMORPGファンを満足させられるシステム」であることを祈ります。
関連情報
作品情報
ジャンル | RPG/MMO |
---|---|
提供会社 | ネットマーブル/LEVEL-5 |
主なキャスト | 三森すずこ/千葉翔也/神谷浩史 |
その他の情報 | 公式サイト Twitter Wiki |
その他の情報
アフィリエイトとかブログ
コメント