【ウマ娘】ゼンノロブロイ実装決定
12月11日に[Heroic Author]ゼンノロブロイが実装が発表されました。勝負服実装から1年半……ようやくロブロイちゃんを育成することができますね。
ゼンノロブロイ(ウマ娘)のプロフィール
ウマ娘のモチーフとなっている実在馬はいずれも名馬であり、有馬記念を勝っている馬が多いですが、あえてゼンノロブロイが有馬記念に合わせて実装されたのは、2004年の有馬記念でマークした2分29秒5のレコードタイムが、2022年現在でも破られていないからではないかと思われますし納得ですね。
では、さっそく、ゼンノロブロイちゃんがどういうウマ娘なのか紹介していきます。
誕生日:3月27日
身長:140cm
体重:増減なし
スリーサイズ:B89・W56・H78
学年:中等部
所属寮:美浦寮
トレセン学園の図書委員を務める愛書家。物静かだが、胸の内には英雄譚の主人公になりたいという熱い想いがある。
何事も器用にこなすものの目立たないタイプだったが、野良レースで勝った際に「ロブ・ロイのような英雄になりたい」という小さな夢が萌芽した。
実在馬は500kgの大型馬だったのですが、身長140cmと小柄なウマ娘ちゃんとなってますね。この辺はお胸に反映…ゲフンゲフン
ライスシャワーと同室
美浦寮に所属しており、ライスシャワーちゃんと同室なんですね。
ヒミツの元ネタ
牛に好かれやすい
ウォルター・スコットの小説に出てくる英雄『ロブ・ロイ』のモチーフになった「ロバート・ロイ・マグレガー」は地域で高名な牧畜業者、つまり牛飼いだったことが元ネタと思われます。
洋酒の香りがするお菓子が好き
ロブ・ロイというスコッチ・ウイスキーを用いたカクテルがあることが元ネタと思われます。
実在馬の情報
実在馬としてのゼンノロブロイの情報を見ていきましょう。
性別:牡馬
毛色:黒鹿毛
誕生日:2000年3月27日
抹消日:2005年12月28日
死没:2022年9月2日(22歳没)
馬名は冠名+スコットランドの英雄「ロブロイ」となっています。ロブロイが英雄の名前であることはすでにウマ娘で語られていますが、冠名の「ゼンノ」は地図で有名な株式会社ゼンリンの前社長、最高顧問である大迫忍氏の使用する冠名です。
戦績
生涯成績:20戦7勝
獲得賞金:11億3565万1500円(+10万1200ポンド)
表彰歴:2004年 年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬
主な勝鞍
2004年 有馬記念 G1
2004年 ジャパンカップ G1
2004年 天皇賞(秋) G1
略歴
ゼンノロブロイはひとつ年上で、同じ厩舎のシンボリクリスエスと常に比較されてきた馬でした。
デビューは2003年の2月9日、中山競馬場でデビューします。神戸新聞杯優勝までシンボリクリスエスと同じローテーションと結果を残したゼンノロブロイでしたが、シンボリクリスエスと最初で最後の対決となった有馬記念は、そのシンボリクリスエスが2着に9馬身差をつける圧勝し、3着のゼンノロブロイは、「やはり差がある」という評価されてしまいます。
この時2頭を管理する藤沢調教師は「『(ゼンノ)ロブロイ君、大丈夫かい?』って、(シンボリ)クリスエスが心配そうにしていたよ」と感じたとコメントしています。
山吹賞………シンボリクリスエス:1着/ゼンノロブロイ:1着
青葉賞………シンボリクリスエス:1着/ゼンノロブロイ:1着
ダービー……シンボリクリスエス:2着/ゼンノロブロイ:2着
神戸新聞杯…シンボリクリスエス:1着/ゼンノロブロイ:1着
翌2004年の「天皇賞・春」は2着入選しますが、勝馬とは7馬身差の完敗といえる内容でしたし、「宝塚記念」は4着に敗れ、世間の評価を裏付ける結果となってしまいました。
しかし夏を越して秋の初戦となる「京都大賞典」をひと叩きして迎えた「天皇賞・秋」に快勝、続く「ジャパンカップ」と「有馬記念」も勝利。しかも有馬記念は2分29秒5のレコードタイムを記録し、わずか2ヶ月間で世間の評価を覆します。
2004年のJRA賞では、年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬を受賞しますが、最優秀4歳以上牡馬は満票285票での選出、年度代表馬は次点のキングカメハメハに6票しか許さない279票という圧倒的な支持を受けての選出でした。