雑記

ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~・1

雑記
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作品レビュー

概要

民衆の革命によって滅亡したティアムーン帝国の皇女「ミーア・ルーナ・ティアムーン」。彼女はそれほど悪辣ではなかったけれど、他人の痛みにも空腹にも思いを巡らすことができなくて……それを知った時にはすべてが手遅れだった姫殿下が過去の自分へと逆行転生し、共に過去に戻ってきた血染めの日記帳と自らの記憶をもとに、西へ東へ奔走する。小心者の元ポンコツ姫が自身の運命に抗う歴史改変ファンタジー。

■スタッフ
原作:餅月望/原作イラスト:Gilse/発行元:TOブックス刊

本作のあらすじ

「なぜ、こんなことに……?」

大国ティアムーン帝国の皇女、ミーア・ルーナ・ティアムーンは断頭台(ギロチン)の上でつぶやく。重税に耐えかねた民衆の革命、その手にかかって、ミーアは断頭台にかけられてしまう。けれど次に目が覚めた時、彼女はベッドの上に寝ていた。八年も前、まだ子どもだった頃の姿で……。

これは、やり直しの物語。

過去の自分へと逆行転生した彼女は、血染めの日記帳と自らの記憶をもとに、西へ東へ奔走する。それは、斜陽の帝国の未来を救うため?内戦により命を落とす多くの兵士のため?民衆を飢饉から救うため?否、彼女の目的はただ一つ。

「すべてはギロチンの運命を回避するために!」

おすすめポイント

「ティアムーン帝国物語」がおススメなのはこんな人です。

・ほっこりして微笑う優しいコメディ作品が読みたい人
・秘密をかかてえて学園生活をおくる話(例:はめふらなど)が好きな人
・転生ものにありがちな、主人公の周囲のレベルを下げたバトル物に飽きた人

20歳で断頭台の露と消えた皇女ミーア・ルーナ・ティアムーンが12歳の自分に時間逆行して人生をやり直すお話。過去に自分の身に起きた帝国滅亡の原因となる出来事を回避するため、あれこれ対策を立てるもすべて裏目に出て巻き込まれ、破滅回避の渋々の行動が勘違いされて叡智とか聖女とか呼ばれるようになってしまう。。。前世の不運が嘘のようなラッキー尽くしの人生に転がっていく様がテンポよく読める作品です。

とはいえ全てがラッキーで片付くご都合主義の作品ではなく、一度全てを失ったことで少し内省的となったミーアが自身の頭で考え、姫らしい善性と小心者ながらの打算に従って行動した結果、ミーアの思惑と周りの人達の解釈が絶妙にすれ違って良い方向に転がっていきます。

地下牢での底辺の生活や、ギロチンのトラウマが上手く合わさってタフな性格に生まれ変わったミーアは、必死に破滅フラグを回避しようと努力しますが、もともとのお調子者でお気楽な性格のため、悲壮感の薄い作品となっています。

小説版

「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」小説版はは2022年11月現在で11巻まで刊行されており、12巻は2023年1月10日に発売予定です。

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コミカライズ

「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」はコミカライズもされており、2022年11月で5巻まで刊行中です。

漫画版ではミーアの表情が豊かで、コミカルに描かれており、感想・評価でも想像以上に面白いという声が寄せられていました。舞台化もされ、今後はアニメ化も決定されている「ティアムーン帝国物語」は様々なメディアでお楽しみいただけます。

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TVアニメ化決定

シリーズ累計発行部数85万部の『ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~』が2023年TVアニメ化決定されました!
テレビアニメのサイトで、ティザームービーが公開されています。

テレビアニメ版公式サイト



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