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ガチの競馬ファンなので、ウマ娘に出てくる競馬ネタを集めてみた~6話

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◆◇◆あらすじ◆◇◆

メンバーも増え勢いに乗るチーム“スピカ”は、「秋のトゥインクル・シリーズファン大感謝祭」を満喫する。スペシャルウィークは、すっかり仲良くなったサイレンススズカと一緒に祭りを堪能するが…。

■サイレンススズカvsエアグルーヴ

スぺちゃんのダービーを制覇から時が流れ、季節は秋。お母ちゃんに夏の間の出来事を報告するなかでも、いくつか実際の競馬にちなんだものがあります。

宝塚記念の回想

 

1998年の宝塚記念

1998年の宝塚記念ではサイレンススズカが1着、エアグルーヴは3着となっており、作中でもそのような描写になってます。

また、ウマ娘になっている馬では、メジロドーベルがこの宝塚記念で5着に入っています。

このとき2着の馬はゴールドシップの父ステイゴールドですが、作中ではキンイロリョテイとなっています。

実はサイレンススズカとエアグルーヴは、前年の天皇賞秋でも対決しており、その時はエアグルーヴ1着、サイレンススズカは6着という結果でした。
ちなみに、現在ウマ娘となっている馬で最も対戦回数が多いのが、マチカネフクキタルだったりします。

 

■しっぽのリボン

なかば拉致られるようにチームスピカに連れてこられたメジロマックイーンに、ゴールドシップがメジロマックイーンのしっぽにリボンをつけました。女の子の姿をしたウマ娘なので、しっぽのリボンはオシャレで可愛いように見えますが、実際の競走馬に置き換えると意味合いが違ってきます。

尻尾にこっそりリボンを結ぶゴルシ

 

しっぽのリボンは「蹴り癖注意」の目印

人や他の馬を蹴る癖がある馬は人や他の馬に危険を及ぼすため、危険防止のため目印として尾に赤い布をつけるようにしています。一般的に蹴り癖のある馬は、落ち着きの無い馬や気性が激しくケンカっ早いなど、「気性に問題があり」という目印なので、ゴールドシップがメジロマックイーンは気性に問題ありと暗にからかっているシーンということになります。

実際のメジロマックイーンは晩年になると、レースや調教を嫌がるといった気性が荒い部分が多くなったらしく、まさしくゴールドシップに通じるところがある感じがしますね。

 

■サイレンススズカの旋回癖

お母ちゃんに手紙を書くスぺちゃんの後ろでは、お祭りで回るお店を物色しているサイレンススズカ。夢中でパンフレットを観ながら部屋を左回りで歩いています。

楽しみすぎるのか、部屋の中をぐるぐる回るスズカ

 

サイレンススズカは馬房の中でも左回りでうろついていた

実際のサイレンススズカも馬房の中を左回りに長時間回り続ける癖がありました。これは乳離れのため母馬と離された寂しさからくるもので、サイレンススズカはその傾向が強く寂しがり屋だったといいます。

実際に旋回している時に担当厩務員が馬房に入るとピタッと止めたり、レースの時に厩務員がゲートの前扉をくぐって退避した厩務員を追って、前扉の下をくぐろうとしたこともありました。

競走馬にとって旋回癖は悪癖で、一定方向に際限なく回ることで、蹄の減り方よりが出てしまい、ケガのリスクが格段に上がります。

 

■タマモクロス、オグリキャップ、スーパークリークの戦い

ファン感謝祭で開催されたドーナツ大食い大会。オグリキャップとタマモクロスが同時に完食するも、勝負は審議に持ち込まれた。審議の結果、スーパークリークの皿からドーナツが飛ばされており、スーパークリークは失格。余分にドーナツを食べていたオグリキャップの優勝で幕を閉じた。

オグリキャップにかてるきがしない

タマモクロスに気を取られて、ドーナツを飛ばしてしまう

 

1988年有馬記念のオマージュ

1988年の有馬記念では、オグリキャップスーパークリークタマモクロスがそろって出走し、優勝はオグリキャップ、2着はタマモクロス。スーパークリークは3着入線だったが、最後の直線での進路妨害のため失格となってしまいました。

作中のドーナツ大食い大会はこの有馬記念のオマージュだと思われます。

司会をつとめるイナリワンオグリキャップ、スーパークリークと並んで「平成三強」と呼ばれ、1988年~1990年の重賞レースでは3頭揃って出走することも多く、それぞれG1を3勝以上あげるライバルとして重賞路線を賑わせました。
タマモクロスは昭和最後の年となる1988年の有馬記念が引退レースだったため、平成でカウントされることがありませんでした。
大食い大会の後、シリアスな話をしている隣で・・・

オグリがまた食ってるw

 

■伝説の毎日王冠

リギルvsスピカ 海外に挑戦すると宣言したサイレンススズカ・海外と聞いて黙ってられない無敗のエルコンドルパサー・復帰戦となるグラスワンダーは毎日王冠に出走することとなった。G1ホルダーがそろって出走するとあって、G2としては異例の盛り上がりを見せるのだった。

異次元の逃亡者・サイレンススズカ

普通ならサイレンススズカが中心にいそうだけど、実際のゲートの並びが2番サイレンススズカ、4番エルコンドルパサー、6番グラスワンダーなので、エルが真ん中。

 

史上最高のG2と呼ばれている1998年毎日王冠

当時サイレンススズカが出走登録すると回避する馬が多く、この年の毎日王冠も9頭立てと少頭数のレースとなりました。

夏が明けて秋の大舞台に挑む有力馬が集う毎日王冠で、10頭を下回る出走頭数は極めて異例の事でした。

しかし例年より少ない出走頭数ながら、8頭が重賞勝ちの実績を持っているきわめてハイレベルなメンバーとなったため、このレースを見るために13万人というG1レース並みの来場者数となりました。この盛り上がりも作中で表現されてますね。

 

レースはサイレンススズカが1000m通過57秒7のハイペースで先頭を走るなか、まず第3コーナーでグラスワンダーが徐々に進出してきました。4コーナー出口でサイレンススズカに迫るものの、長期休養明けということもあり失速。

入れ替わるように上がってきたエルコンドルパサーが2番手で迫ろうとするも、サイレンススズカはさらに加速し、出走メンバー中で最速のスピードで後続馬を突き放す。

エルコンドルパサーはなおも食い下がるが、影すら踏むことができずサイレンススズカが圧勝しました。

ちなみにグラスワンダーは同年の有馬記念でセイウンスカイ・エアグルーヴ・キングヘイロー・ステイゴールドを相手にし優勝。翌年の宝塚記念有馬記念では、どちらもスペシャルウィークを降してグランプリ3連覇を達成。

そして、エルコンドルパサーは次走のジャパンカップでスペシャルウィーク・エアグルーヴを破り優勝、その後フランスに渡り重賞を連勝し、世界最高峰のレースである凱旋門賞では2着に敗れましたが、1着となった馬の騎手から「勝ちに等しい」と言わしめた2着であり、世界最強に指先をかけたといえるレースを披露しました。

強い馬が強い勝ち方をするレースなら、長い競馬の歴史の中では多々あります。しかしグランプリ3連覇や世界最強に比肩する馬を相手にこれほど強い勝ち方をする馬はそうはいないでしょう。

 

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