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ガチの競馬ファンなので、ウマ娘に出てくる競馬ネタを集めてみた~5話

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◆◇◆あらすじ◆◇◆

日本ダービーに向けて、スペシャルウィークはさらに厳しい特訓に励むが、ライバルのエルコンドルパサーとセイウンスカイも練習に磨きを掛けていた。そんな中、サイレンススズカは、スペシャルウィークに・・・。

■マルゼンスキー登場

ダービーの話で盛り上がっている出走メンバーたちに「ダービーは最も幸運なウマ娘が勝つ」話しかけてきたマルゼンスキー。

とつぜん現れたキレイなお姉さんに見惚れるスペシャルウィークは、コップを倒してしまい、マルゼンスキーに水をかけてしまうが、マルゼンスキー申し訳なさそうにするスぺちゃんに、優しい言葉をかける。

マルゼンスキーに見惚れるスペシャルウィーク

 

マルゼンスキーはスペシャルウィークの母父

マルゼンスキーはスペシャルウィークの母であるキャンペーンガールの父であるため、スペシャルウィークの母父(母方の祖父)ということになります。

ダービー出走に向けて孫となるスペシャルウィークに話しかけてくるシーンは、実在の血縁関係を意識しての事かと思いますが、マルゼンスキー自身にもダービーへの因縁があります。

 

マルゼンスキーはイギリスクラシック三冠を制したニジンスキーを父に持つ超良血馬です。

初戦は大差、二戦目は9馬身差の圧勝。三戦目の府中3歳ステークスは騎手の騎乗ミス(騎手本人談)でハナ差辛勝だったが、次の大一番朝日杯3歳Sは再び大差勝ちと、圧倒的な強さを見せました。

 

しかし「持込馬(母馬が外国で交配され、日本で生まれた仔)」だったため、外国産馬同様の存在として有馬記念を除く八大競走への出走権を持っておらず、日本ダービーへ出走することができませんでした。

マルゼンスキーの主戦騎手であった中野渡清一騎手は「賞金なんかもらわなくていい。28頭立ての大外枠でもいい。邪魔なんかしない。頼むから出してくれ。そうすれば、どれが日本一かわかる」と訴えた程といいます。

 

ダービーに臨むスぺちゃんに、優しい言葉をかけるマルゼンスキー。
実在の競走馬のエピソードを合わせてみると、「自分が出走できなかったダービーに出られるだけでもラッキー」と励ましているようにも、「果たせなかったダービーの宿願を託している」ようにも見えて、非常に意味深なシーンですね。

マルゼンスキーは現在ウマ娘となっている競走馬の中では最も年上の馬となっています。
ウマ娘の先輩後輩の関係性がわかる。モデルとなった実在馬の年表をまとめてみた
ウマ娘に登場する競争馬が現役だったころの年表をまとめてみました。
■チームリスト

所属するチームを選んでいるメジロマックイーン。
チームリストには実在の競走馬をもじった名前のウマ娘が書かれています。

トレセン学園に在籍するチームリスト

 

チームリギル以外はスペシャルウィークと同世代馬

チームリギルの既出のウマ娘以外は、スペシャルウィークと同世代の馬がモデルではないかと思われます。

 

●ヤスダリピート⇒タヤスアゲイン

皐月賞・ダービーにも出走しています。青葉賞の勝馬で、5話後半のダービーの馬場入場でもそのように紹介されています。4話の皐月賞の出馬表でも名前がありましたね

コクエイナンバワンコウエイテンカイチ

皐月賞でスペシャルウィークと対戦しています。

 

ジハードインジエアエアジハード

1999年の天皇賞秋でスペシャルウィークと対戦しているほか、NHKマイルでエルコンドルパサー、安田記念でグラスワンダーと対戦しています。

 

ユーエヌサイクロンクリールサイクロン

皐月賞、ダービー、その後の京都新聞杯でスペシャルウィークと対戦しています。

 

オウカナミキングサクラナミキオー

1999年の天皇賞(秋)でスペシャルウィークと対戦しています。

トウカイテイオーは「ライバルを同じチームに誘うなんて」というセリフがありますが、1992年の天皇賞(春)で前年度優勝馬メジロマックイーンとの「世紀の対決」が注目を集めたことから、この二人が作中でもライバル関係になっていて、2期につながっているのでしょう。

 

■ゴールドシップとメジロマックイーン

メジロマックイーンにやたらと絡んでくるゴールドシップの回想シーン。
メジロマックイーンにちょっかいをかけては自爆するゴールドシップの姿が描かれています。

スクリーンショット解説

 

メジロマックイーンはゴールドシップの母父

ゴールドシップとメジロマックイーンの関係も、スペシャルウィークとマルゼンスキーの関係と同じく、メジロマックイーンはゴールドシップの母父(母方の祖父)という関係になります。

 

ゴールドシップの母ポイントフラッグはメジロマックイーン同様の芦毛でしたが、父であるステイゴールドは黒鹿毛でした。

 

ゴールドシップは母方の血を受け継ぎ、メジロマックイーンと同様の芦毛だったため、作中での髪色も同じ色になってます。

トウカイテイオーの「僕と会長みたいな感じなのかなぁ」という、モデルとなった馬の血縁関係におけるメタ発言がでています。

 

■解説の武さん

日本ダービーの出走が近づき、解説席にはいつもと違った解説者が。

解説の武さん

 

元現役ジョッキーの武豊騎手が本人役で登場

武豊騎手はJRA通算4200勝を超える前人未到の記録をはじめ、数々のJRA記録を保持している「日本競馬界のレジェンド」と言われ、名実ともに日本競馬界の第一人者です。

この4200勝がどのくらいすごいかというと、通算戦績2位の横山典弘騎手の2800勝(引退した騎手では岡部幸雄騎手が2943勝)と考えると、かなり突出した記録といえます。

 

現在ではレジェンドといわれた武豊騎手も、ダービー初挑戦から9回の挑戦を重ねながらダービージョッキーの栄冠を掴むことはできず、10度目の挑戦でスペシャルウィークに騎乗し、自身初のダービー制覇を成し遂げました。

デビュー時から天才の名をほしいままにしていた武豊騎手が10年以上かけて掴んだダービーであるこのレースは思い出の深いレースといえます。

また武豊騎手はゲームでの事前登録開始時にCMでも登場しています。
YouTube
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■ダービー決着

スペシャルウィークとエルコンドルパサーが並ぶようにゴールイン。勝敗は写真判定となり同着。そしてウイニングライブの音楽が流れます。ステージには1着となったスペシャルウィークとエルコンドルパサーがおり、もう一人見慣れないウマ娘が。

スクリーンショット解説

 

3着はマッシヴコウテイちゃん

ウイニングライブでは1着(同着)のスペシャルウィークとエルコンドルパサーの他にもう一人ウマ娘がいます。

これは誰なんだ?ということで実際の着順で調べてみると、

1着-3枠5番:スペシャルウィーク

2着-8枠16番:ボールドエンペラー

3着-7枠15番:ダイワスペリアー

4着-6枠12番:セイウンスカイ

ここに、エルコンドルパサーが特別枠で入ってくるので、2着のボールドエンペラーが作中では3着のウマ娘ということになります。

 

で、このボールドエンペラーですが、マッシヴコウテイという名のウマ娘だと思います。4話の皐月賞の出馬表にも名前が出ています

実際のダービーではエルコンドルパサーはダービーに出ていないので、エルコンドルパサーに枠を譲った馬がいます。どの馬の代わりに出てきたのかということで、1枠1番はビルドアップリバーという18番人気の馬でした。

 

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