アニメ

ガチの競馬ファンなので、ウマ娘に出てくる競馬ネタを集めてみた~8話

アニメ
PR
◆◇◆あらすじ◆◇◆

サイレンススズカとスペシャルウィークは「約束」を守るため、チーム“スピカ”の面々と共に決意を固くする。一方、チーム“リギル”は好調のまま、グラスワンダーはスペシャルウィークとのレースを望んでいた。

■各ウマ娘たちの二つ名

解スピカのメンバーが新年会で観ていたテレビでは、WDT(ウインタードリームトロフィー)が開催されており、出走するシンボリルドルフをはじめ、オグリキャップ、ナリタブライアン、ヒシアマゾン、マルゼンスキー、フジキセキなど名だたるメンバーが二つ名とともに紹介されます。

出走するウマ娘たち

”皇帝”シンボリルドルフ

”シャドーロールの怪物”ナリタブライアン

(隣にいるのはヒシアマゾン)

”スーパーカー”マルゼンスキー

”二段ロケット”フジキセキ

”地方から来た怪物”オグリキャップ

 

名馬には二つ名がある

シンボリルドルフ:「ルドルフ」は神聖ローマ帝国の皇帝ルドルフ1世に因んで名づけられた。その競走成績・馬名から「皇帝」と呼ばれています。

 

ナリタブライアン:シャドーロールとはウマの足元の視界を遮るために馬の鼻の部分につける馬具です。そのためアニメのナリタブライアンも鼻にテープを貼っているデザインになっているのでしょう。

 

マルゼンスキー:マルゼンスキーは海外で生まれて日本に輸入された持込馬であったため、1970年代に起きた外国車ブームにちなんで「スーパーカー」という二つ名が付きました。

 

フジキセキ:皐月賞トライアル競走の弥生賞にて、先頭で走っていたところゴールまで残り100mの地点で後続に並ばれましたが、そこから加速して2馬身半差を付けた瞬発力は二段ロケットにたとえられました。

 

オグリキャップ:地方競馬から中央へ移籍したという経歴と、4か月の間に重賞6戦という過酷なローテーションをこなし、1着3回2着2回という成績を収めたことが、怪物という異名を決定づけたきっかけです。「芦毛の怪物」と呼ばれることが多いですが、ウマ娘ではタマモクロス(芦毛)もいるので、より特徴を出すために「地方から来た」とされているのかもしれません。

ヒシアマゾン:アニメでは紹介されてませんでしたが女傑という異名を持っています。ヒシアマゾンはナリタブライアンと同じ時代に走っていた牝馬です。当時はクラシックを過ぎると牝馬だけが走るレースが少なく、牡馬とのレースが多くなりますが、力に勝る牡馬にも負けず活躍したことから女傑と呼ばわれるようになりました。



■御猟野乃社 賀茂神社

新年会の後、チームスピカは初詣に行きます。

スクリーンショット解説

初詣に来るスピカ一行

 

元ネタは滋賀県近江八幡市にある神社

アニメでは「加茂神社」となっていますが、エンドクレジットには「御猟野乃社 賀茂神社(みかりののもりかもじんじゃ)」とあり、滋賀県近江八幡市にある神社がこれに当たります。

西暦736年の創建当初より馬との関わりが深く、「足伏走馬(あしふせそうめ)」という競馬が行われていました。
また日本初の国営牧場が置かれていたり、日本一大きな神馬像が置かれていたりと、「馬の聖地」として現在でも崇められています。

 

■エルコンドルパサーの海外遠征

宝塚記念を間近に控えたグラスちゃんにエルコンドルパサーから手紙がきます。手紙には海外遠征の状況がかかれていました。

スクリーンショット解説

帰国子女設定だから字が上手じゃないのでしょうか?

 

エルコンドルパサーの海外遠征は4戦2勝2着2回

エルコンドルパサーはフランスに遠征し、初戦のイスパーン賞で2着となり、その後サンクルー賞(G1)とフォワ賞(G2)を勝ち、凱旋門賞で2着となりました。

初戦の内容は割と軽い感じで話されてましたが、遠征して初戦がG1で2着はかなりすごいことでした。

実在のエルコンドルパサーは凱旋門賞の2着を最後に、競走馬を引退しています。

 

■スペシャルウィーク・グラスワンダーの初対決・宝塚記念

この時点でスぺちゃんは世代トップと目されている実力者と評されており、グラスちゃんは初の対戦に燃えていた。しかし当のスペちゃんは練習に復帰したスズカを意識するあまり、自分の練習に身が入らない。同世代のグラスちゃんは自分を気にかけてくれず、悶々としてヤンデレが本格化したのであった。

スクリーンショット解説

初対戦に闘志を燃やすグラスワンダー

スズカの事が気になり心ここにあらずのスペシャルウィーク

うしろには招き猫でおなじみのマチカネフクキタルがさりげなく初登場

実況「おぉっと、スペシャルウィークが辺りを見渡してます!グラスワンダーは後ろにいるぞ!!」この実況にも元ネタがあります。

グラスワンダーが1着、スペシャルウィークは2着でした。

 

1999年宝塚記念

宝塚記念はファン投票で優先出走権が決まるグランプリレースです。
この年のファン投票はスペシャルウィークが第1位グラスワンダーが第2位で選出されています。そのほかウマ娘となっている実在馬としては、キングヘイロー、マチカネフクキタルが出走しています。

 

レース中にスぺちゃんがキョロキョロするしぐさは、実際のレースでスペシャルウィーク騎乗の武豊騎手がグラスワンダーと騎乗していた的場均を探して左右を確認する仕草が見られたことを実況したことが由来と思われます。

 

結果はグラスワンダーが1着スペシャルウィークが2着マチカネフクキタルは5着キングヘイローは8着でした。

ちなみにセイウンスカイもファン投票4位に選出されていましたが回避しています。

 

◆関連情報◆

PR
NAN-BUをフォローする
NAN-Blog~ナンブログ~

コメント